単身赴任とうつ病の関係~その2~
単身赴任は人生の分かれ道です。本来、一緒に暮らすはずの家族が一定期間離れて暮らすのですから、普通ではありません。
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そんな、単身赴任にはうつ病や家庭崩壊のリスクがつきまといます。(恐)
一緒に暮らしてこそ家族
「単身赴任中の夫は、ただの給料袋」
「子どものために、夫には犠牲になってもらっている」
ネット上ではこんな記述を見かけますが、コレッていかがなものでしょう。
妻や、子供がこのような考え方だとしたら、夫はうつ病へまっしぐらです。
本来、守るべき家族の為の単身赴任なのは確かなのですが、長期間離れて暮らすのは本末転倒の気がします。
私も、最近はどこかのタイミングで家族が一緒にくらす状態に戻すことをいつも考えています。
鬱状態を招くストレスとは?!
ここで、鬱状態の主原因であるストレスについておさらいします。
ストレスは大きくわけて2つに分類されます。
身体にダメージをあたえる身体的ストレスと、心にのしかかる精神的ストレスです。
○身体のストレス
生活環境や病気などによるもので、外的ストレスと内的ストレスに分類できます。
外的ストレス
【物理的】暑さ、寒さ、気候によるもの
【環境 】騒音や照明など、居心地の悪さによるもの
【肉体的】病気やけがなど、身体の苦痛によるもの
【生物的】花粉、ウイルスなどにかかわるもの
【化学的】空気汚染や食事の内容など、体内へとりこまれる物質がかかわるもの
内的ストレス
【睡眠不足】時間不足や質の悪い睡眠
【疲労 】過労や残業、育児や介護などによるもの
【運動不足】身体を動かさないことによるもの
【生活習慣】朝と夜が逆転したような、不規則な生活
【お酒やタバコへの依存】身体に直接被害を及ぼすもの
運動不足、仕事による昼夜逆転、睡眠不足はかなり身近な問題ですね。
お酒やタバコはストレス発散になる、とよく聞きますが実際はストレス要因ですので要注意です。
○心のストレス
自分の「気持ち」に影響が及ぶもので、社会的ストレスと心理的ストレスに分類されます。
社会的ストレス
【仕事関係】失業、転職、単身赴任など
【学校関係】成績不振、受験、入学など
【家庭関係】結婚、離婚、別居など
【人間関係】上司、友人、家族などの人間関係
心理的ストレス
【身体関係】病気やけがなど
【喪失関係】家族との別居・死別など
出てきましたね~、「単身赴任」「家族との別居」。この二つはまさにストレス要因以外のなにものでもないのです。
確かに、単身赴任して愛する家族と離れて暮らすストレスは半端じゃないです(涙)
ただ、単身赴任を回避するために会社を辞めたとすると今度は失業、転職のストレスが襲ってきます。難しいですね。
何が一番大切か!?
最終的には「何が一番大切か?」という問いかけに答えなければなりません。
あなたにとって、本当の幸せとは一体何でしょうか?
お金はあるけれど、誰かが病んでいる状態ですか?
家族が揃って笑顔でいることですか?
お金は「取り戻せます」が、時間は「巻き戻せません」。
よく考えて、決断する必要があります。
単身赴任は人生の分かれ道なのです。お金があったとしてもうつ病になってしまえば、取り返しがつきません。
家族が一緒に暮らすという選択
単身赴任が2年近くになる私が最近考えていることは、、、
家族が一緒に暮らせる方法を探す!!です。
家族が揃ってさえいればどんな課題にだって対応できるはずです。
家族で過ごす時間や、一度失った健康な心は、取り戻せません。
家族みんなで一緒に暮らすことが家族全員の幸せにつながると確信しています。
具体的には、「家族を赴任先に引っ越しさせる」ということになります。
これが、なかなか障害が多く難しいのですが(汗)
だから、単身赴任している!??話が戻ってしまいました(ガックリ)
みなさんがどういう結論を出すにせよ、ご家族でとことん話し合うことをおススメいたします。私はそれが不足していたように思います。(反省)
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